親愛なる君へ

愛娘(御猫様

やぁ、元気してるかな

今日は今までの君との話をしておきたいんだ

もう話が出来なくなるから

ちゃんと伝えておきたいんだ

 

初めて出会ったのは

 

もう18年も前になるんだね

君は6子だったんだよ

6人兄弟だったんだ

 

その中でも一番体が小さくて

一番どんくさかったんだよ(笑)

 

兄妹みんなでおっぱいを吸っている時に

君はそこに入れなくてもぞもぞしてたんだ

みんながお腹いっぱいになっていなくなってから

君はようやくおっぱい吸ってたんだよ

 

その姿を見たときに決めたんだ

誰にも貰われなかったら俺が貰うって

その時我が家には先輩がいたんだ

でも、その時は連れていくって決めたんだ

 

6人の内4人は新しいお父さんとお母さんの所に行くのが決まったんだ

残りの2人のうちに君はいたんだ

もう運命だよね、君のお父さんになると決めたんだ

 

この時本当に嬉しかったんだ

君のお父さんになれたことを

生まれて来てくれて本当にありがとう

 

 

我が家に来てから

先輩とうまくやっていけるか心配だったんだ

大きな問題も無くうまくやっていけそうでよかったよ

でも残念だったのが

我が家に来た直後に先輩が病気で他界しちゃったんだよね

仲良くやっていけそうだったのにとても残念だったよ、、、

 

その後我が家のみんなとも馴染んで楽しく過ごせてたね

外にでて友達も出来たみたいだし

元気よく走りまわる姿を見るのがとても好きだったよ

 

そうそう

小さかった体もすっかり大きくなったよね

元気良すぎて怒られることもあったね(笑)

心配してたのが嘘みたいだったよ

 

 

それとね

嬉しかったんだけど困ったことがあったんだ

それはね

俺にしか懐かなかったんだよね

 

どこに行くにも俺の後にしかついてこなかったんだ

ご飯食べる時も寝る時もずっと一緒だったね

でも俺が家にいない間が心配だったんだ

うまくやれてたかな

大丈夫だったと信じてるよ

 

俺が我が家を離れた

 

数年間離れちゃったよね

久しぶりに会うと俺のこと忘れちゃってて悲しかったよ

でも仕方ないよね、俺が君のそばを離れたんだから

 

でもね

久しぶりに会いに行くと

俺の事は覚えてなくても

元気でいる姿を見れるだけでとても幸せだったんだ

ほんとだよ

 

今の家に来ることになった

ずっと離れてたけど2人で暮らすことになったね

もう5年になるんだね、時間て過ぎるのが早いなぁ

 

1人だった家に君が来てくれたんだ

家に帰ると毎日お出迎えしてれたね

嬉しかったよ、ありがとう

 

仕事で俺がいない間寂しかったんじゃないかな

そこは本当にごめんね

出来るだけ早く帰るようにはしてたんだ

 

早くても遅くても

帰るとお出迎えしてくれた

ありがとう

 

家に帰って君の眠る姿を見るのが楽しみだった

すごく幸せな気持ちになれたよ

 

別れの予感

今年の初めに何故かわからないけど

一緒に年を越せない気がしてたんだ

本当に何故そう思ったのかわからないんだ

当たらないで欲しかったな

 

半年くらい前かな

君の変化に気がついてたんだ

何となく具合悪いのかなって

でも元気そうにしてたから気にしないことにしてたんだ

認めたらお別れになりそうだったから、、、、、

 

もう年齢も年齢だから体力落ちたのかなって

そう感じたりもしてたんだ

当たって部分もあったね

 

あの時病院に連れていっていれば

そう思ったりもしてるよ

でも現実は連れて行かなかったんだ

認めたくなかったから、、、

 

結局君は体調が急変しちゃったよね

苦しかったよね

辛かったよね

変わって上げたかった

何もできなかった

本当にごめんね

 

今はもう楽になれたよね

ゆっくり眠っててね

ずっとずっとゆっくりしてていいからね

 

最後に伝えたいこと

君と出会えて良かった

君のお父さんになれて良かった

君と18年間過ごせて良かった

 

もう無事にそっちについたかな

そっちには君の本当のお母さんいるからね

仲良くしてね

 

そっちには俺の姉さんと父さんがいるからね

大丈夫、姉さんは君のこと絶対に好きになるから

 

大丈夫、父さんはツンデレだから(笑)

嫌いって言いながら好きになってくれるから

 

みんなと仲良くしてね

幸せに過ごしてね

 

最後に言わせてね

幸せをいっぱいありがとう

思い出をいっぱいありがとう

 

俺はもう少しこっちにいるからね

いつかそっちに行ったらまた仲良くしてね

 

生まれてきてくれて本当にありがとう

君を心から愛してるよ

またね、親愛なるきみへ